ホリデーサイクリング
梅を撮りに鎌倉へ
2008年2月23日(土) 晴れのちくもり 強風!
ルート  
START〜境川〜藤沢橋(国道467号)〜南藤沢(32号)〜長谷寺(311号)〜下馬(21号)〜瑞泉寺〜東慶寺〜実家〜原宿〜境川〜ローソンつきみ野駅前店〜END
時間帯 走行時間 平均速度 走行距離 最速速度
11:23-22:33 4:50:26 12.7 Km/h 61.65 Km 27.6 Km/h

仕事か梅見サイクリング、どちらにするか
 2月に入って初めての土曜日の休日。この忙しい時期、少しでも早く仕事を進めたいので出勤しようか。夜残業するより、代出(後日代休を取る休日の出勤)なら(給料支払い側にとって)無駄な残業にならないから気兼ねなく出られるし。
 でも、今は梅の見頃だよね〜。天気も良さそうだし、見に行きたいなあ。
ということで、仕事も遅れているわけではないのでサイクリングとなりました。
 インターネットで「神奈川県 梅」で検索してヒットした中の、鎌倉の長谷寺−瑞泉寺−東慶寺に行くことにします。

左足が痛い
 昨晩10kmジョギングしたときから、左足のふくらはぎの下が痛かったのですが、とにかく目標の10kmを走ったものの、やはりタイムは思うように出ませんでした。
 ジョギング中もジョギングの後も、足を一生懸命ストレッチしたりケアしたのですが、今朝起きたら相変わらず左足が張っていて痛いではありませんか。
 当初、今日の予定は、こどもの国までジョギングで行って梅を見て帰ろうかと思っていたのですが、昨日走り終えた時点で、サイクリングに変更、サイクリングでこどもの国だけでは物足りないので、実家のご機嫌伺いも兼ねて鎌倉も行こうと決めました。

ダーリーンとけぇ。は牛久へアパート探しに。今日はお泊り
 ダーリンとけぇ。はけぇ。の軽自動車で牛久へ出かけました。2日間の予定でホテルも予約して。
 とても風が強いのに、ハンドル取られて大変そう。
 ダーリンが居ないので、心置きなくサイクリングに出かけられます。
 ただ、朝チャリナビの充電にとても時間がかかったりなんだかんだで出発が予定より大幅に遅れたため、今日のこどもの国はやめました。
 こどもの国は明日行くことにしましょう。

境川は砂嵐
 風が強くなるとは聞いていました。でも、雨は降らないのだから行くしかありません。
 しかし、ひどい風。なかなか前に進めません。対向車のライダーたちは、とーっても快適そうに自転車を漕いでいます。同じ方向に向かっているロードレーサーもどんどん私を抜いていきます。なんであんなに楽そうに進めるんだろう。ロードレーサー、てそんなにすごいの?
 風がまともに当たって前髪の生え際が痛い。毛根の弱い人なら完全に行ってしまってますね。コマーシャルで見た髪の毛が風で抜けて飛んでいくイメージが浮かびました。
 境川で、畑があるあたりでは、すごい砂煙です。空気が茶色く濁っています。顔にも細かい砂がバチバチと当たって痛い感じ。サングラスをしていたって目が痛い気がします。

長谷寺−瑞泉寺−東慶寺  チャリナビに従って
 藤沢橋に出たところから、チャリナビを使います。途中道なりに行く間はスイッチを切ったりしながら。
 長谷寺 13:3414:00・・・あじさい、紅葉の季節でなくても、やはり長谷寺に観光に来る人は多いのですね。結構な人手でした。とは言ってもあじさいや紅葉の頃には遠く及びませんが。
 長谷寺は何度か来たことがありますが、やはり日本は素晴らしい。季節折々の表情が楽しめるから。
 梅?あまりないじゃない、と思ったのは最初だけ。順路の前半はありませんが、後半の池のまわりにはたくさんきれいに花開いていました。
 瑞泉寺 14:31−14−40・・・ここも何度か行ったことがあり、少し住宅街から奥まった感じの暗い印象があります。梅、咲いていました。でも満開度100%には至っておりません。
 東慶寺 15:08−15:22・・・検索してヒットした東慶寺ですが、東慶寺は縁切寺だというではありませんか。
 やだ〜、そんなとこ行くのー。と思ったけど、それっきしのことで縁切られる仲ではないわい、と強気で行くことにしました(笑)。
 ここの梅が、今日寄ったお寺の中で一番きれいでした。

暑かったり寒かったり
 風が強かったけど、それに逆らって来て、天気も良く、汗が背中を流れていました。が、東慶寺を出てまもなく、急に暗くなってきて、少し雨が落ちてきました。そうしたら急に寒く感じます。
 雨で濡れないうちに早く実家に着きたい。・・・まもなく雨は止みました。
 手広の交差点をまっすぐ。元日は、この交差点を右から来て迷いつつ左へ行きましたっけ。今日はチャリナビの言う通りにまっすぐ進みました。常楽寺という交差点に来て、いつもは左折するのですが、チャリナビは自信を持って(?)直進を指しています。前方を見ると急な上り坂が見えるのでいやだなあと思ったのですが、チャリナビがそこまで言うなら(何も言ってない、て)まっすぐ行ってみますか。
 いやだと思って上った坂道も、上り終えて「何だ、上り切ったじゃない。」と思うことはよくあることで。
 手広から実家まで。今日の道と、大船駅そばを通るいつもの道と、どっちが近いかしら?

おばあちゃんとのおしゃべり盛り上がり
 今日、おじいちゃんはお出かけで、兄ゴンもおらず、おばあちゃんと、昔話に花が咲きました。
 父の仕事の関係で転校の多かった私ですが、色々な先生や友人との出会い、私を変えた出来事等など。子供心にもいろんなことを感じながら人を洞察しながら成長した子供時代のこと。
 母も、へえ、そんなこと考えてたの、と少し驚きながら・・・。
 ちなみに、私を大きく変えたのは、小学校3年の夏に転校した福岡県飯塚市の学校でした。もしあのまま東京杉並区の小学校に居たら、目立たない大人しい子のままだったかもしれないけど(小2のときは担任の先生に可愛がられて活発だったけど、小3の一学期は、他の子供たちには優しいからと人気のあった担任のおじいちゃん先生とウマが合わず、クラスで目立たない存在でした)飯塚に行って、東京から来たというだけで注目されたおかげで、環境も大きく変わり、勝気な九州っ子の影響も受けて、私は大きく変わりました。
 5年生になるとき、また東京の同じ小学校に転校して、3年の時の担任の先生に会った時も、「昔の私とは違う。」という気持ちでした。先生は何も言わなかったけれど、以前の私を見た目と違うとわかりました。
 3年生の一学期で九九の計算を習うのですが、覚えてきて先生の前で暗唱するテストがありました。私は完璧に覚えて一度もつかえることなく暗唱できました。そのときの先生の意外そうな表情。子供心にプライドが傷付いたような悔しいような、どうだ見直したか、と勝ち誇ったような気持ちを持ったことを記憶しています。先生の褒め言葉もありませんでした。そんな子が、5年生の1学期に戻って来て、2学期にはもう学級委員をやっている。校庭で子供たちに人気があるその先生に駆け寄っていく皆の後ろからその先生と目が合ったときも、先生の意外そうな目を感じた私は、「もう、昔の私ではない。」と思ったような気がします。そして寂しく思ったのは、一度転校してまた戻って来て目が合ったと言うのに、何の言葉もかけてくれなかったことです。
 私の多くの先生達との出会いは、教師に期待してはいけないということを教えてくれました。
 
兄上様、さくら様、いつも感謝しています。
 最近、またおじいちゃんが玄関の外の階段の所でころんで怪我をしたそうです。そのときたまたま兄が居合わせてくれていたおかげで大事にはならなかったようですが、実家に救急用具がそろっていないからと兄の家に取りに行ってさくらさんにもお世話になりました。
 最近兄がしょっちゅう実家に寄ってくれるのは、年寄りのご機嫌伺いのためだととても感謝しています。私もサイクリングの途中で時々寄るのは、ボケ具合を観察しているようなものかな。
 年を取ったと感じるのは否めないけど、まだ頭は大丈夫と安心して帰ってきます。
 体は華奢だけど、自己鍛錬に厳しく強い父だと思っていましたが、実は幼少の頃から虚弱体質で、大人になってからも胃が弱くてまともな食事ができないからお酒ばかり飲んでいたと知りました。
 明るく元気な飲みっぷりだったから、お酒を飲む父に子供の頃から嫌悪を感じたことはありませんでしたが、母は苦労したみたいですね。
 年取ってからはお酒に弱くなっちゃったし。
 父も母も、昔は自分の弱点や愚痴を私に話したことはなかったけれど、最近です、父や母の昔苦労した話を聞くようになったのは。
 これが年を取ると言うことなのでしょうか。

風に押されても急ぐ帰り道ではなし、ゆっくり漕ぎましょう
 どうせ帰ったってダーリンは居ないし、M子もいいと言ってくれたから実家に泊まろうかと、出かける前は思っていましたが、こどもの国に行きそびれた時点で、やっぱり今日中に帰ろうと決めました。 泊まると、翌日が短くなります。明日はこどもの国に行くのだから。
 でも、後ろ髪を引かれるような、話が尽きないようで名残惜しく、実家を出るのが夜8時半を過ぎていました。
 わぁー、帰りも風がきつい。でも、家で私を待つ人も居ない(娘は居るけど)ので、あせる気持ちも無くのんびり帰りました。

今日の写真集
境川の強風 長谷寺  瑞泉寺 東慶寺