ホリデーサイクリング
秦野の友人宅へ遊びに国道246号を往復
2007年8月4日(土) 晴れ
ルート
START〜目黒(国道246号)〜国道129号〜日赤センター〜坊中(国道246号)〜愛甲石田〜新善波トンネル〜名古木〜友人宅〜名古木(国道246号)〜坊中〜船子橋〜水引(国道246号)〜目黒〜END
時間帯 走行時間 平均速度 走行距離 最速速度 ルートマップ
9:20-20:09 4:27:39 13.9 Km/h 61.81 Km 29.6 Km/h


今日は楽勝
 秦野に住んでいる、大学のバスケット部の仲間であるタカのお宅へ遊びに行ってきました。
 きっかけは、6月の上旬にタカからメールが届いたことです。7月に大学バスケのOB会があるから参加するかという内容でしたが、今は現役女子部がなくなって、OB会に出てもゲームは男子ばかりじゃ体力が追い着かないので、遠慮しました。タカも、忙しいので私が出ないなら出ないということでした。
 そのとき、いずれお茶!?おちゃけでもしようという話になって、思い立ったら即実行の私は、チャリで秦野まで遊びに行く計画を立てたのです。
 6月はまだ、あじさいなど観たい所があったのと、小学校の先生をしているタカの夏休みに入ってからの方がいいかと思って、夏を予定していました。

タカ
 バイタリティあふれる人で、仕事も遊びも昔から旺盛でいつも忙しそうに立ち回っている人です。
 結婚してからも、秦野の本家の嫁として明るく活発に過ごしています。
 彼女とは実家が近く、学生時代バスケット部の飲み会で遅くなると、彼女のおかあさんが大船駅まで車で迎えに来てくださって、私も家まで送ってくださり、随分お世話になりました。
 大学時代に彼女の実家に泊まって、お父さん、お母さんとも楽しくお話し、お酒をいただきすぎて彼女の家で二日酔いにもなったことがあります。
 卒業後も、私の車(初めてのマイカー、赤い軽自動車スバルレックス)で、2人でワインで有名な勝沼にも行ったことがあります。
 その後結婚してからは、互いに子育てと仕事で忙しく、2人だけで会うことはなくなりましたが、子供の手が離れてからはバスケット部の仲間は、毎年一度集まっているので、そのときにタカとも会っています。
 私が彼女の好きなところは、バイタリティあふれ、明るく快活なところは言うまでもありませんが、頭の回転が速くて、しゃべりのテンポも速く、互いにボケとツッコミのやりとりが出来て、とても会話が痛快なところです。
 なんてこと、彼女本人に言ったことはないと思いますが。
 
ヤビツ峠は国道246号の下見も兼ねていた
 国道246号の下り方面は栗原より先は自転車で行ったことがありません。秦野まで距離は約30kmだから、逆の皇居までほぼ同じ距離を行ったことを思えば、秦野まで行っておしゃべりして帰る時間も体力もあると踏みました。
 ただ、道の様子がよくわからなかったので、246の下見を兼ねて、また土産話にもなると思って先週ヤビツ峠に行ったのでした。

国道246号(往路)
 今朝も5時過ぎに起きたけれど、天気がいいと、主婦はいっぱい洗濯をしたくなります。
 今日は、12時にタカの家に行く約束だったので、9時出発の予定で余裕のはずでした。
 掃除して汗をかいたのでシャワーも浴びて、さあ出かけようという間際になってスポーツウォッチが見つからなくて、スタートが予定より20分遅れてしまいました。
 風がかなり強いので、12時には着かないかもしれません。

9:20 出るとき、出発の旨タカにメール。
9:22 タカ「わかりました。くれぐれも気をつけてね。途中休憩をとったときにでも、また連絡くださいね。無事の到着祈ってます。」
10:49 ふぅ「森の里入口の先のぼうちゅうというところにきた。半分くらいかな。」
10:52 タカ「すごいすごい!もう厚木だね。もう一息!気をつけて頑張って来てね。」
11:53 ふぅ「新善波トンネルをでました。坂きつかったあ!押さずに上ってきたぞ!だからしばしの休憩」(トンネル手前で休憩しながら打って送信したときは電波が届かなかったので、トンネルを抜けてから一部文を変更して送信しなおしました)
11:55「了解!あと少しだね。名古木左折は大丈夫かな?近くなったらまた連絡くださいね。気をつけて〜!」
12:00 ふぅ「ながぬき左折しま〜す」(漢字入力が面倒で名古木をひらがなのままで送信。地元の人達の間では「なこぎ」で通っているそうです。)
12:01 タカ「了解!気をつけて〜!」

 後は、近くで電話して、車が2台置いてある大きなおうちがそうだろうと思って「今つきあたりまで来たんだけど。」と言ったら、タカがその家の玄関から出てきてくれました。なんだまん前だったんじゃない。

 メールのやり取りでわかるように、本当にタカ、て昔から律儀というか、きめ細かな気配りの利く心優しい人です。
 先週よりなお暑かった今日の道中、タカのメールがとても励みになりました。

 246は、先週走ったところまでは迷うことなく来ました(勢い余って通り過ぎた所はあったけれど)。坊中まで先週は楽だったので、今日は少しスピードを飛ばしました。気温が高いので、辛くはなかったけど、信号待ちの時にはこまめに水分を取りました。

 国道129号と交錯する所は、もっと効率的なルートがあったかもしれませんが、先週と同様に246の坊中という所に出ました。
 先週はここを右折しましたが、今日は左折。
 この先から自転車では未体験の道。
 長い上り坂が頻繁に現れます。それでも、先週に比べれば屁の河童です。
 少し飽きてきた頃、鶴巻温泉の看板が見えたので、もうすぐと喜び勇んだのですが、この後が大変でした。
 新善波トンネルの写真を撮るつもりでいたので、そこまでずっと漕いで行こうと:決めていました。
 ずっと上り坂。車道は登坂車線もあるほど。
 2.5km、ずっとずーっと上り坂!
 時速8〜11kmの速度が、後半は7km/h前後になっていきます。
 辛いときはこの先のいいことを考えよう。帰りはここを下りてくるのだからきっと楽しいよ。
 ・・・・
 それにしても長いよ〜。いくら楽観的な私も、この影ひとつない暑さの中ではねー。
 なんてったって、私には熱中症のトラウマがありますから。
 風のあるのがせめてもの救いか。
 筋力的には頑張れる自信はあるけれど、いつ突然意識を失うか怖くて、休憩しようかなーと思ったそのとき、ラブホテルの看板が見えたので、もう少しだ、頑張ろうと、ゆっくり上りました。
 いや、そんな意味(どんな意味さ?)じゃなくて、新善波トンネルの手前で横道に出ると、ラブホテルが立ち並んでいると、あらかじめインターネットで読んでいたからです。
 だから、看板を見つけて、もうすぐトンネルだと思ったわけです。

 トンネル手前にたどり着きました。心拍数はかなり上がっており、写真を撮り腰掛けて休憩しました。

 善波トンネル 怖い話はキライ
  善波トンネルには、旧道を通る旧善波トンネルと今の246にある新善波トンネルがあります。どんなトンネルか写真がないかなと、検索すると、旧善波トンネルには心霊伝説があるというのです。
  旧の方が車の通りが少なくてのんびり走れるかと思っていたのですが、その話を読んだら、霊を信じてないと言いながら怖がりの私は、新のトンネルを通ることにしました。結果的に、新の方が歩道も付いているし直線で距離が短くて良かったです。

 富士山が見えない
  よそのサイトで、トンネルを越えると富士山が見えるとあったから楽しみにしてきたのに、今日は見えませんでした(・_・、

 名古木
  インターネットで何度もこの文字を見、ながぬきと読むと知っても、なかなか頭に入らず、すぐ読み方を忘れてしまいましたが、今日自分の目で交差点の文字naganukiを見て、やっと読み方が頭に浸透しました。

12:21 タカのお宅に到着
 走行時間2:21:11 平均速度13.4km/h 走行距離31.76km 最高速度29.6km/h

 シャワーをいただいたあと、タカの手作り料理をご馳走になりました。
 ビールかけつけ1杯(あと2杯)、春雨サラダ、冷奴、エビフライ、肉じゃが、いなり寿司ほか、どれも美味しかったよ。
 タカは、あとでドライブに連れて行ってくれるからと、ビールは飲まず、私も帰りはまたチャリだからそれ以上は飲みません。
 ご主人もご一緒に。ご主人とは、タカの結婚式と、20年くらい前に私と私の主人が予告もなくドライブの途中で突然タカの家(今はご主人のご両親と同居ですが、同居する前の家)に訪問した時以来です。
 今日お会いしたとき、スポーツで鍛えられたような逞しい体にちょっとヨロリときました。

ウケた?
 ご主人のお仕事の関係で、発行しているという新聞を見せてくれました。タカも手伝っていると言います。
 私「どんなお手伝いしてるの?」
 タカ「校正。」
 私「へぇ。ああせい、こうせい(校正)、て言ってるんだ。」
 タカは構わず説明してたけど、ご主人が笑ってくれたような。私、心の中でガッツポーズ。

タカの新車でドライブ
 2時過ぎて、買い替えてまだ1週間というタカの新車moveに乗ってふたりでヤビツ峠に向かいました。
 名古木で246を横切って蓑毛バス停まで上がります。この道がヤビツ峠に上るオーソドックスな表ヤビツ。
 わあ、ずっと上り坂、長いねえ、とタカとふたりで驚きました。良かった、先週この道通らなくて。
 私が通った林道は、人通りが少なくて、自転車を押して歩いても見られることなく居られたけど、この道じゃ、歩いていたらカッコ悪くて恥ずかしいよね。
 新善波トンネル手前の上り坂の疲れも取れないうちにこの坂を上るのはアンビリーバボー。

 居る、居る。自転車で頑張ってる人。
 車は楽チンですねー。それにしても、こんな上り坂で、カーブの多い道、先週はママチャリでよく上ったもんだ。これもまた、ふたりで驚き感心もしたものです。
 move(カーナビもついてたよ)も力強く快適に頑張ってますよ。今の軽自動車は良くできてます。 時々後ろから来る車にペッタリ付かれたときは、道をお譲りして。

 先週の果てしなかったような時間は嘘のように、菜の花台を通り過ぎ(今日も景色は霞んでいました)、簡単にヤビツ峠に到着。車を降りて記念撮影
 大山への登山口がありました。そこにちょっと登り、写真を撮って戻ります。
 きれいなトイレといえども、先週は敬遠して入りませんでしたが、今日入ってみました。
 こんな山の中に、、随分キレイなトイレです。流した水は、雨水を溜めておいたものでしょうか?

 売店の前に、空き缶回収機があります。先週は、ペットボトルの飲み物を買ったので利用しませんでしたが、知って驚いたのは、空き缶を入れると10円が戻ってくるということ。

 ヤビツ峠を出た後は、表丹沢野外活動センターに案内してくれました。
 そこで偶然タカのお知り合いに会ったり、その方が捕獲したという山ひるを見たり、子供達が手にミミズを持って来たり、面白くもあり、気持ち悪いものを見ました(笑)。

 そこを出て、タカの家に戻りました。
 アイスコーヒーとロールケーキ(美味しかったあ!)をいただき、お義母さんが折角出してくださったすいかは、おなかいっぱいで食べられず(すみません)、5時半ごろ、タカの家をお暇しました。
 お義母さんが、新鮮な野菜をたくさんお土産に持たせてくださいました。モロヘイヤは店頭で売っているのを見たことがなかったのですが、ゆでて細かくたたいて、きゅうりと混ぜて酢の物にしたら、ワカメに似た食感で、とても美味しかったです。

 少し出たところで、ダーリンにメール。
 「これから帰ります。行き3時間で着いたので帰りはそれより速いでしょう。」
 家に着くまで返事なし。さては鬼(私?勿論謙遜ですがな)の居ぬ間に羽を伸ばしてるな。

国道246号復路
 帰り道は、タカの家でくつろがせてもらって体が休まったのと、楽しさの余韻が残って気持ちがハイになっていたせいか、とても元気に帰ることが出来ました。
 途中から先週と同じコースで、先週は長く感じた道も今日はなんのことはなく、1回で上り切れなかった246の階段も、一気に上がっちゃったもんね。
 
 あー、今日一日とても楽しかったですぅ!!